2023年05月22日

”モールスで遊ぼ”講習会に参加しませんか?その⑱


ウドさんの無線システムです。

彼のこだわりが随所に見られます。送信方法はモールス通信です。
小電力で送信するには、やはりモールスが最適の手段となります。
世界中のアマチュア無線家からの電波を受信する際にも、モールス符号は識別了解度が格段に上がるのです。
高排気量の普通車や大型バイクによるドライブも楽しいでしょうが、自転車で、風景を楽しみ風の薫りを感じながら走るのも、これまた素敵だと思います。
モールス通信って、いろいろな楽しみ方ができる最高のツールですよ。  


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2023年05月22日

”モールスで遊ぼ”講習会に参加しませんか?その⑰


南太平洋のトケラウ諸島から電波を出したドイツ人のウドさんと交信したことがあります。
空中線電力2W(ワット)での運用でしたが、私宅には強力でクリアーな電波が届きました。
1996年に和文モールスの音響受信試験がなくなって以来、第1級アマチュア無線技士が続々と誕生したことについては前回触れましたが、第1級アマチュア無線技士に対しても、もう一つのプレゼント(?)がありました。最大空中線電力が500Wから1000W(1Kw)に増大することが許可されることとなったのです。勿論、監督官庁の技官の訪問を受けて、様々な試験実施や必要書類等の確認作業を受けたのちではありますが…。
私も、1997年1月22日付の1Kw局の変更検査の合格証をいただき、1Kw局の仲間入りをしました。
今では、第1級アマチュア無線技士のほとんどが1Kwの免許状を所持しているのではないでしょうか。
ただし、最大空中線電力増大に対して、それに反する方向でアマチュア無線を楽しもうとする動きもあります。今回紹介したZK3HCのオペレータであるウドさんもその一人です。  


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2023年05月22日

”モールスで遊ぼ”講習会に参加しませんか?その⑯


モールス符号のなんちゃって覚え方その②です。
何度も言いながら、リズムで覚えていきます。
自分でコントロールしながら言えても、リスニングできなければ実際に使えるわけではありませんが、まずは第一歩から。
1996年4月から和文モールスの音響受信が国家試験からなくなりました。和文モールスの受信試験があるために第1級アマチュア無線技士になれなかった人たちも、この恩恵を受けました。1996年度以降からは、続々と第1級アマチュア無線技士が誕生したのです。
確かに、外国のアマチュア無線家たちとモールス交信するのに和文モールスの習得は必要ありません。
新たに和文50文字のモールス符号を覚え・受信できるまでスキルアップする必要がなくなったわけですから、大きな制度改革でした。
例えば欧文の「A:・ ー」は和文ではイロハの「イ」、「B:ー ・ ・ ・」は「ハ」となるのです。結構ややこしいですね。でも、これを乗り越えなければなりませんでした。  


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