2024年01月12日

"モールスで遊ぼ・里山で遊ぼ”その⑨


”天を測る”を読みました。
小野友五郎という人物を主人公として著されています。
筆者は今野敏。私と同い年の作家で、『任侠シネマ』等の”任侠シリーズ”の著書もあります。
彼は、ジャンルを問わず果敢に著作活動をされており、私が注目している作家の一人です。

さて、小野友五郎は咸臨丸の測量方兼運用方として大きな使命を完遂しました。その後の活躍がまた素晴らしい!
同乗していた中浜万次郎がまた凄い。
勝麟太郎や福沢諭吉も咸臨丸に乗船していましたが、”天を測る”の中では良くは書かれていません。”幕末の志士”と言われる坂本龍馬も、武器商人のプローカもどきの様に描かれています。
真実は分かりませんが、今野敏さんはこのように捉えているのでしょう。
著書の帯にもあるように、「この男の生き方を、日本人に知ってほしい」と、私も思っています。

ところで、JARL香川の支部長から昨日メールがありました。2023年度のJARL香川の支部報(60号)に、『海外単独運用をやってみよう!』と題した私の文章を掲載予定との内容でした。
添付されてきた校正原稿はA4判用紙2ページ半。QSLカード等の写真も挿入されています。完成版を今から楽しみにしています。

それからもう一つ、JARL香川の支部長からのメールで、私にとって初めて耳にする事実が分かりました。何十年来の無線友達であるJA5SUDさんが、一般社団法人日本アマチュア無線連盟の会長に就任していたのです。
前会長の解任を受け、副会長だった彼が会長に就任。前会長の公費の使い込み(?)のようです。
何はともあれ、早速、お祝いの電話をかけました。彼と私は同い年。JARLの永久会員である私ですが、組織とか政治(?)的な事には疎いことを多少恥じつつ、今年初めての電話で近況交換もしました。組織立て直しで大変な様子。彼なら大丈夫でしょう。同級生っていいですね! 応援しています。  


Posted by ヒロ1955 at 10:03Comments(0)