2023年09月09日

”モールスで遊ぼ”モールス(CW)通信104

”モールスで遊ぼ”モールス(CW)通信104
チェスターフィールド島はニューカレドニアの北端から約567Km離れた島です。
新しいDXCCの島に関する規定からすると、ニューカレドニアがペアレント(親)エンティティにならない限り、ニューカレドニアから800Km離れていなければニューエンティティとして認められないということになります。
言うまでもなく、ニューカレドニアはフランスの海外県ですので、ニューカレドニアから約567Kmしか離れていないチェスターフィールド島はニューエンティティとはなり得なかった訳なのです。
さて、新しいDXCCルールでは、
①国連に加盟している国家であること
②ITU(国際電気通信連合)により 国際呼び出し符号列分配表の割り当てを受けていること
③IARU(国際アマチュア無線連合)に加盟が見t目られた国であること
の、いずれかの条件に該当する場合は別エンティティとすると定めました。
この③の適用を受けるために、ニューカレドニアアマチュア無線協会は本国フランスのアマチュア無線連盟から分離。IARUに加盟申請を行いました。
この申請が2000年3月22日に認められました。これを受け、DXCAは全会一致でチェスターフィールド島を別エンティティとすることを決定したのです。
チェスターフィールド島からのDX局との交信は、2000年3月23日以降のものが有効となり、満を期していたTX0DXチームが2000年3月23日00:00UTC(日本時刻09:00)より運用を開始しました。
その瞬間から、世界中がパイルアップ状態となったのは言うまでもありません。
私も、28Mhz帯を含む2モード4バンドで7交信。彼らオペレータたちと共に、ニューエンティティ誕生を祝うことができました。



Posted by ヒロ1955 at 06:56│Comments(0)
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